タレントのラサール石井(64)が、タレントの指原莉乃(27)が検察庁法改正案について語った内容に「芸能界的には模範的優等生な発言をしただけ」と私見を述べた。

指原は17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、ツイッターで盛り上がるハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」による抗議について「双方の話を聞かずに、勉強せずに偏った意見を見て『そうなの?』『広めなきゃ』っていう人が多い感じがして。正直、私はこの件に関してそこまでの信念がないのでつぶやけなかった」と話した。

また、同番組にはお笑いコンビEXITの兼近大樹も出演し、「勉強しないと参加したらいけないのが政治というわけじゃなくて、誰でも発言、批判するのは自由だと思う。それを大人たちが都合悪いから若者は参加するだけでたたかれたりとか、芸能人なんか特に影響力あるから『言わないでください』とか言われるんですけど、影響力は自分で持ったもので、自分の思うことを発言するのは自由だと思うので、一番残念なのは、これできゃりーぱみゅぱみゅさんがたたかれたのを見た若者たちが『やっぱり政治に参加したらこういう嫌な思いをするんだな、大人からこういうことを言われるんだな』って衰退していくのが一番ダルいっすね」と私見を述べていた。

ラサールは、指原の発言内容についてツイッターで「要するにさっしーは、『どちらでもない』と芸能界的には模範的優等生な発言をしただけ」と言及。兼近については「何よりも、キャラを崩さず、言いたいことをちゃんと伝えてるのが素晴らしい」と称賛した。