舞台「滝沢歌舞伎」が、初めて映画化することが27日、分かった。タイトルは「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」で、年内公開予定。ジャニーズ事務所滝沢秀明副社長(38)が、映画監督に初挑戦する。

同作は06年の初演以来滝沢氏が主演し、昨年、Snow Manをメインに据えて「滝沢歌舞伎 ZERO」として生まれ変わった。今年は7月からの上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて上演見合わせとなった。滝沢氏は「大変残念な気持ちと同時に、こんな時だからこそエンタメの力が必要だと強く感じました」とコメント。協議を重ね、映画公開が決まったという。

同作では、Snow Manが映画単独初主演を飾る。活動自粛中の岩本照(27)をのぞいた8人での出演となる。劇中ではダンスやアクロバットなどの舞台演出を生かしつつ、映画ならではの物語を組み込むという。滝沢氏は「Snow Manの魅力を全面的に引き出し、見たことない形を立体的に表現します」とコメント。Snow Manは「このような事態だからこそ生まれたこの新しい挑戦を、2020年日本で一番熱いパフォーマンスにするんだ、と期待で胸が高鳴っています」とアピールした。