NHK大河ドラマ「麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル 独眼竜政宗」(日曜午後8時)が14日に放送され、関東地区の平均視聴率が10・5%だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。

「麒麟がくる」は7日の放送をもって一時中断し、14日以降は歴代の戦国大河ドラマの名場面を編成。この日は、87年放送の大河ドラマ「独眼竜政宗」だった。

今やハリウッドスターとなった渡辺謙が、奥羽の暴れん坊こと、武将、伊達政宗の生涯を演じたヒット作だ。父親を自分の鉄砲隊で敵将もろとも撃つ惨劇や、家督争いから母に毒を盛られる不幸な事件、そして勝新太郎演じる秀吉との緊迫した対面シーンなど、手に汗にぎる名場面の数々を振り返るとともに、渡辺が撮影の舞台裏を語った。

「麒麟がくる」の初回は19・1%の高視聴率を記録してスタートし、その後、回を重ねるごとに徐々に数字が低下していたが、2月23日放送の第6回で初めて前回の数字を上回り、第7回では15%台を記録。第8回で13%台になったが、第9回で15・0%と再び上昇気流に乗り始め、第10回には16・5%と高視聴率を記録していた。

▼関東地区の地上波の平均視聴率

第1回は19・1%(関西地区19・3%)

第2回は17・9%(関西地区17・4%)

第3回は16・1%(関西地区14・0%)

第4回は13・5%(関西地区13・7%)

第5回は13・2%(関西地区15・7%)

第6回は13・8%(関西地区13・6%)

第7回は15・0%(関西地区15・3%)

第8回は13・7%(関西地区13・3%)

第9回は15・0%(関西地区14・5%)

第10回は16・5%(関西地区13・5%)

第11回は14・3%(関西地区13・4%)

第12回は14・6%

第13回は15・7%

第14回は15・4%

第15回は14・9%

第16回は16・2%

第17回は14・9%

第18回は15・1%

第19回は15・7%

第20回は15・3%

第21回は16・3%