モデル岩本和子(44)が25日、都内でグラビア復帰写真集「独白」の発売記念イベントを行った。

岩本は15年に美魔女としてグラビアで頭角を現したが、昨年5月に熱海駅で当時交際中だった男性をカッターナイフで切りつける刃傷事件を起こした。

その後、不起訴処分となり、入院療養を経て社会復帰。今作が、グラビア復帰の写真集となった。

復帰の理由について「作品を残したいという執念。志半ばで、夢がかなっていく過程でこういう風になってしまったので、それが悔しくてもし許されるのなら復帰したいとずっと考えていた」と明かした。男性とは示談等は成立していないが、争いが続いているわけでもないという。「精神鑑定で心神耗弱であると判断され、状況があまりにもひどすぎる。このようなことに及んでしまっても致し方なかったということで不起訴になっている」と不起訴の理由も告白した。

写真集には和をテーマとした温泉での入浴シーンや初の緊縛シーンなどが収められている。岩本は「本当に今までで自分の中では最高傑作。美とかエロスとかそういうことだけではなく、私の人生、女の情念が詰まっております。自分でみてもジーンと来る。最高傑作になったなと思っております」と言い切った。

グラビア復帰ということで「またこうやって写真集を出すことができた。今までとは違う気持ちで撮影に臨みました」と涙ながらに語った。

ヘアヌードもある。「女性の体の美しさというのを表現したい、残したいという思いで活動させていただいております。ヘアヌードになるということで、準備もある程度しました」と決意を示した。

写真集の見どころについては「皮膚のたるみもリアルに写し出されている。ほとんど無修正。ここまでさらけだすというのはすごいんじゃないかなと思います」とアピールした。

撮影時を振り返り、「撮影されていて、すごく幸せを感じている。現場が楽しい。自分の戻る場所に戻ったと強く感じた。1枚目の瞬間というのが忘れられない」。