俳優吉岡秀隆(50)が29日、所属事務所を通じ、新型コロナウイルス陽性が判明したことを報告した。

次回作品のための準備として、前日28日にPCR検査を受け、同日、陽性の連絡があったという。熱やせきなどの症状はなく、29日から宿泊療養に入っている。家族以外に濃厚接触者はいないという。

吉岡は「8月28日に受けたPCR検査の結果、陽性になってしまいました。スタッフやキャストの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけして、本当に申し訳なく思っています。参加する作品のガイドラインを遵守し、本番と食事以外はマスクまたはフェースガードを着用し、日常も感染対策を心がけていました。熱や咳などの症状は出ておりません。10日から14日程の隔離生活をいたします。全快に向けて気持ちだけでも前向きに日々を過ごそうと考えております。充分に気をつけているつもりでも感染するのが新型コロナです。どうか皆さまも正しく恐れてください」とコメントしている。

所属事務所も「現在関わっているすべてのキャスト、スタッフの皆さまに、ご負担とご心配をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。今後は、保健所・医療機関の指導を受け、復帰を目指して参ります」と記した。

吉岡は、9月4日公開の映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」(藤井道人監督)に出演している。同作の公式サイトによると、同日に都内で行われる初日舞台あいさつには、もともと吉岡の出席予定はなかった。