年内での活動休止を発表しているAAAが24日、公式ホームページで11月から予定していた全国ドームツアーの開催を見送ることを発表した。

同公演は、全国6大ドームツアーとして、11月7日の埼玉・メットライフドーム公演を皮切りに、大阪、名古屋、福岡、東京、札幌と12月26日まで13公演を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染症の状況や、ライブなどの大型イベントの収容人数が制限されていることなどを受けて「開催に伴うさまざまな状況を検討した結果、ライブの開催が困難であるとの判断に至り、苦渋の決断ではありますが『AAA DOME TOUR 2020』全公演をいったん2021年以降に見送ることをお知らせいたします」と発表した。

また「ご来場される皆様はもちろん、メンバーやスタッフの健康と安全を最優先に考えた上での判断ではありますが、楽しみにお待ちいただいた多くのファンの皆様には、このようなお知らせとなりましたことを心よりおわび申し上げます」とした。

ライブ配信などを含めて、さまざまな角度から熟考を重ねてきたというが「活動休止前の節目に開催するこのドームツアーは、15周年の集大成として、生身のパフォーマンスやリアルな歌声をお届けすることが最もAAAらしい姿であり、これまで応援していただいたファンの皆様に直接お会いし感謝を伝えることが最善の形ではないかという結論に至り、今年の開催は断念し見送ることを判断いたしました」と説明した。今後の活動については、21年以降に振り替え予定の同ドーム公演以外の活動は、予定通りに今年の大みそかをもって終了するという。

発表ではスタッフ一同として「またいつの日か、再び環境が整い、皆様と同じ空間で同じ時間を過ごすことができる日を信じて、感染予防対策に努めながら、皆様へ過去最高のAAAをお届けできるよう、これからも精進してまいります」とした。