欅坂46の佐藤詩織(23)が、グループから卒業することが9日、分かった。公式サイトなどで発表された。今月12、13日に生配信される欅坂46のラストライブが、最後のパフォーマンスとなる。

サイトでは、「欅坂46のメンバーとして活動してまいりました佐藤詩織に関しまして、本人よりグループからの卒業の申し出がありました」と報告。「本人との話し合いを踏まえて、弊社として検討した結果、本人の意向を受け入れ、欅坂46の活動休止とともに、佐藤詩織はグループから卒業致します」とした。

また、佐藤は公式ブログも更新し、「私、佐藤詩織は、ラストライブをもって欅坂46と共に活動に区切りをつけ、新しく歩んで行く櫻坂46には参加しないことを決めました」とファンに報告した。

佐藤は15年8月加入の1期生。美術展覧会「二科展」の入選、入賞経験がある。今年1月、留学のために活動を一時休止することを発表していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて留学が延期となり、5月にグループ活動に一時的に参加することを発表していた。

ブログでは「留学が延期になったことにより、グループにまた戻ることができ、みんなと欅坂46を最後まで過ごすことが出来たのは、本当に良かったなと思います」とコメント。「自分の人生にこんな素晴らしい5年間があって良いんだっていうくらい。すごくうれしいし幸せな日々でした。シワシワのおばあちゃんになっても自慢しようと思います」とつづった。

「ラストライブが最後になりますので、皆さんぜひ観ていただければと思います」とアピールした上で、「あとは、もう、私たちが2000%の力を出し切るだけなので、全力で、悔いを残さないよう、この2日間を自分の今までの人生の中で、一番楽しんでやろうと思います!!」と意気込んだ。

欅坂46は今月12、13日のラストライブをもって5年間の歴史に幕を下ろし、櫻坂46(さくらざかフォーティーシックス)に改名し再出発することを発表している。