新型コロナウイルスに感染していた俳優風間俊介(37)が11日、月曜レギュラーを務める日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)に復帰した。

風間は同局桝太一アナウンサーとともにスタジオに立ち「おはようございます。1月11日月曜日、成人の日の『ZIP!』です」とあいさつ。

桝アナから「今日の『ZIP!』は6時30分からのスタートです。何よりもまずは風間さん、お帰りなさい」と温かく迎え入れられると風間は「ありがとうございます。本当に多くの心配、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。そして本当に多くの温かいお言葉を頂いて感謝しています。ありがとうございます」と感謝の言葉を繰り返した。

番組ではお笑いコンビ、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(41)と三四郎の小宮浩信(37)の新型コロナウイルス感染のニュースを取り扱った。風間は「おふたりのお気持ちが本当によく分かるんですけど、本当に多くの人から励ましの声を頂いて僕は助かったなって思っているので、まずは無事の回復を願っています」とコメントした。

さらに自宅療養中の新型コロナウイルス患者について特集では「はじめは陽性が分かったときは、頭が真っ白になるというか、僕の場合、声がれのみで、あとは体調変化はそんなになかったんですね。37度1分の発熱があったんですけれど、多くの場所が37度5分で(入場)制限しているので、むしろ声がれをして良かったなって思います。でなければ気づけなかったかもしれない」と振り返った。

続けて「毎日の体調変化というのに本当に気を配っていないと気づけないなって思います」と指摘。発熱や声がれ以外の症状は特になかったといい、後遺症については「全くぼくはそういうのはなく、元気ですね」とした。

自宅療養中の思いについて「まずはやっぱり誰かにうつしてしまったんじゃないかという不安がひたすら募りました。保健所から濃厚接触者に当たる方はいないということで、普段から気をつけているソーシャルディスタンスや指の消毒だったりとか、今まで感染対策をどれだけ自分がやってきたかだけが、自分の支えとなりました」と明かした。

そして「なってしまった後は、支えてくれるのは今までやってきた感染対策で、誰かにうつしてしまったんじゃないかという不安を少しでも減らすためにも感染対策の重要さを改めて感じました」と自身の経験を交えて、感染対策の重要性を繰り返し力説した。