お笑いタレント東貴博(51)が駒大法学部政治学科を社会人特別入試で受験して合格したことが26日、分かった。

火曜パーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜午前11時30分)の生放送で「私、4月から大学生になります」と報告した。「実は大学受験をしていて、社会人特別入試で受験しました。コツコツ勉強していて、手応えがなかったんで黙っていようと思いましたが、先週末に合格通知書が届きました。ちょっと、やっぱりうれしかったです」と話した。

東は「18歳の時に大学受験に失敗して浪人してたんですけど、うちのおやじが死んじゃったんで、兄弟5人もいて大学きついなと思って、一獲千金を夢見て欽ちゃん(萩本欽一)のところに行ったんです。それなりに仕事にありつけるようになって、もういいやと諦めていたんですけどね。でも、コロナで時間ができて、欽ちゃんが5、6年前に(駒沢)大学に行ったのを見て行けるんだと思っていた」と振り返った。

そして、浪人時代の88年に亡くなった父親のお笑いタレント東八郎さん(享年52)との会話を振り返って「お前には大学行ってほしい。俺、小卒なんだけど、大学に憧れがある」と言われていたことを明かした。「そういう約束もあって、いつか行きたいと思っていた」と話した。

東は、29日に初日を迎える舞台「よみがえる明治座東京喜劇-ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』全力応援!!-」に出演。前日に企画を担当する放送作家の高田文夫氏(72)に報告した際には「まじか、お前すごいな。よくやった」と褒められたことを明かして「すごく喜んでくれた。そして『何? お前、せんだみつおに憧れてるの』って言われたけど、欽ちゃんだよ」と、駒大出身の先輩の名前を挙げた。

最後は「金持ちだけど、学割は使います。学生だから」と笑った。