女優東ちづる(60)が、車いすユーザーのコラムニスト伊是名夏子さんが電車利用をめぐるトラブルを明かした投稿を拡散したことで一部から批判を浴び、「これって、個人の問題じゃない。社会の問題なんだけどなあ」と思いをつづった。

東は4日、友人である伊是名さんがツイッターで「JRで車いすユーザー乗車拒否にあいました。階段しかない駅なので案内はできないと。今の時代でも悲しいかな、よくあること。バリアフリーって全然進んでいない、むしろ無人駅が増え後退してる。味方が必要なので、長いですが、どうか読んでください、シェアしてください」と呼びかけた投稿を受け、「友だちのなっちゃんこと伊是名夏子さん。この現実を共有。何をどうすればいいか、つながりながら考えたいので」としてリツイートしていた。

伊是名さんの投稿はネット上で物議をかもし、リツイートした東にも飛び火。東は8日、「異論や思うことを伝えるのはもちろんいい。自由。だが、誹謗中傷は表現の自由とは言えない。リツイートした私への攻撃もロジックのない罵りばかり。精神的にダメージを与えて憂さ晴らしをしたいのかなあ。生きづらい人、多いんだなあ。これって、個人の問題じゃない。社会の問題なんだけどなあ」とした。