ダンサーでタレントのパパイヤ鈴木(54)が新型コロナウイルスに感染した。7日、所属事務所のプランチャイムが発表した。鈴木は38度以上の高熱が2、3日、続いたため同日、保健所の指示を受けて入院した。

所属事務所の関係者によると、鈴木は世の中がコロナ禍になって以降、振り付けをはじめとした仕事は基本的にリモートで行い、YouTubeチャンネルの撮影の際も検温や感染予防対策を徹底していたという。担当マネジャーとのやりとりも電話やリモートが中心だったため、濃厚接触者はいないという。

同じ事務所に所属するLiLiCoとユニット「パパイヤ鈴木とLiLiCo」を組み、2012年(平24)2月にシングル「飲んで飲んで」をリリースするなど酒は大好きで、毎日飲んでいた。ただ、コロナ以降は外では一切飲まず、自宅でたしなんでいたという。

ところが、6月に入って体調に異変を感じ、熱発が続いたためPCR検査を受けた結果、5日に陽性と診断されたという。鈴木は事務所関係者とLINEは出来る状態で「僕は大丈夫だから」と現状を説明しているという。一方で、8日にプロダンスリーグ「D.LEAGUE」で審査員を務める予定だったが、見送りとなったことを含め「関係各位に、すごいご迷惑をかけてしまっている。申し訳ない」と落ち込んでいるという。

鈴木は10年に刊行したダイエット本「デブでした。」の中で、100キロ超だった体重を約1年3カ月で33キロ落とすダイエットに成功した体験をつづっているが、かつて肥満だったこと、加えて54歳という年齢も考慮し、慎重に加療していくという。