声優山寺宏一(59)とアイドルグループ、チャオベッラチンクエッティ元メンバーでタレントの岡田ロビン翔子(28)が結婚したことを14日、お互いのSNS上で発表した。2人は31歳の年の差婚で、山寺は3度目の結婚となる。

山寺はツイッターで「応援して下さっている皆様 気にかけて下さっている皆様いつもありがとうございます! 私事で大変恐縮ですが、この度、岡田ロビン翔子さんと入籍しました事を報告させて頂きます」と発表。

2人は15年からラジオ番組のbayfm「The BAY☆LINE」(月~金曜午後4時)で5年間に渡ってともにパーソナリティーを務めていた。「共演していたラジオ番組を卒業した事で、彼女の存在の大切さに気づきお付き合いが始まりました」と山寺が昨年3月いっぱいで番組を卒業したことをきっかけに交際がスタートしたことを明かした。

「世代も育って来た環境も全く違う二人ですが、互いに支え合い人生を共に歩んで行く事にした次第です。 自分の年齢等を考えても、結婚を決意してくれた彼女には感謝の気持ちしかありません。人間はいくつになっても成長出来ると信じています。長く元気でいられるよう、これまで以上に健康に留意し、仕事もプライベートも充実させて行きたいと思っております」と年の差婚について触れつつ意気込みを語った。

最後に「ツッコミどころ満載の二人かもしれませんが、このような時代に一緒に生きていく事を決めた我々を、どうか温かい目で見守っていただけたら幸いです」とつづった。

岡田もツイッターを更新し「いつも温かい応援ありがとうございます。私事で恐縮ですが、この度、山寺宏一さんと結婚したことを報告させて頂きます」。

「共演していたラジオ番組を山寺さんが卒業したあと『お仕事のこと』『人生で大切にしていること』『幸せの瞬間』いろんなお話をしていく中、真面目で誠実な姿に惹かれ、びっくりするくらい繊細な彼を支えていきたいという思いが芽生えました」と交際の経緯を記した。

「世代も、育って来た環境も全く違う二人ですが、この時代を共に生きていくことに決めました。これからも感謝の気持ちを忘れずに、小さな幸せを重ね、笑顔の溢れる家庭を作っていこうと思います。まだまだ未熟な私ですが、温かく見守っていただけたら幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

山寺はアニメ「それいけ!アンパンマン」のチーズ役をはじめ、ディズニー作品、実写洋画の吹き替えなど幅広い役の声を演じてきた、声優界のレジェンドとして知られる。97年10月からテレビ東京系の子ども向けバラエティー番組「おはスタ」のメイン司会者に就任するなど、声優の枠にとらわれない活躍で人気だ。

プライベートでは93年に声優かないみかと結婚し、06年に離婚。12年6月に声優田中理恵と再婚を発表し、18年8月に離婚を発表していた。

岡田は、04年にハロプロエッグオーディションに合格し、06年からアイドルグループ「THE ポッシボー」で活動。当時の芸名「ストューカスロビン翔子」から現在の芸名に改名。13年にはグループのリーダーに就任した。15年にイタリア語で「美少女5人組」を意味するチャオベッラチンクエッティに改名し、18年8月の解散まで活動した。グループ解散後はタレントとして活動している。20年からは日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)にも出演している。

◆山寺宏一(やまでら・こういち)1961年(昭36)6月17日、宮城県塩釜市生まれ。東北学院大経済学部卒業後、84年に俳協養成所入り。85年「メガゾーン23」の中川真二役で声優デビュー。95年「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ役などで人気を集め、洋画でもウィル・スミスやトム・ハンクスらの吹き替えを担当。08年にアクロスエンタテインメントに移籍。176センチ。血液型A。

◆岡田ロビン翔子(本名・ストューカスロビン翔子)1993年(平5)3月15日、米国マサチューセッツ州ボストン生まれ。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれる。04年にハロプロエッグオーディションに合格し、06年からアイドルグループ「THE ポッシボー」で活動。13年からグループのリーダーに。15年にグループ名を「チャオベッラチンクエッティ」に改名し、18年8月の解散まで活動。グループ解散後はタレント、ラジオDJとして活動。bayfm「The BAY☆LINE」火曜パーソナリティー。ラジオ日本「60TRY部」など。162センチ。血液型0。