関ジャニ∞が地元関西から発信していた名物レギュラー番組、カンテレ「関ジャニ∞のジャニ勉」(水曜深夜0時25分=関西地区)は、6月いっぱいで放送終了することになり、23日夜の番組内で発表された。番組は07年5月にスタートし、14年以上続いた。30日深夜放送分が最終回となる。制作のカンテレ(大阪市北区)は、今後について「編成上のことは、まだ何も確定していません」とコメントした。

23日放送分では、番組の最後に、最終回の予告VTRが流され、横山裕(40)が「さみしいよ。14年もやってきたし。でもここからなんか恩返し」としみじみと語っていた。

同局によると、23日放送分と、最終回となる次回30日放送分の2週分で、番組14年の歴史を振り返る。「23日分で前半を振り返ったので、30日の最終回は、後半の歴史になります。関係の深い方のコメントもいただいています」と話した。

番組は、07年のスタート以来、メンバー全員が出演し、全国的にブレークした後も、地元の大阪へ戻ってきて、一般観覧番組として収録を行ってきた。罰ゲーム企画、街ロケなど人気コーナーを多く生み、今年5月には放送700回の節目を超え、関西地区以外でも放送されていた。

同局と関ジャニ∞メンバーは、前身番組を含めれば97年から関係があり、横山らメンバーにとっては「ホーム」のような感覚を持ち、愛着も深かった。

ただし、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、昨春以降は無観客での収録や、最近では、移動を控えるべく東京での収録になるなど、形態も変遷していた。