22年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(脚本三谷幸喜)の制作統括、清水拓哉チーフ・プロデューサーが20日、オンラインで取材会を行い、大河初出演の女優新垣結衣(33)の起用理由について語った。

新垣は、主人公北条義時(小栗旬)の初恋の人にして、源頼朝の最初の妻となる八重役を演じる。

清水氏は「八重はドラマチックな人生を送った人。何者なのかよく分からないミステリアスな女性を誰に演じてもらおうかとなった時に、歴史の陰に埋もれた八重は魅力的でいてくれないとドラマ的に困るので、新垣さんにお願いできればと思った」。

すでに撮影も始まっているという。「八重ががっくりひざをつくシーンがあるのですが、モニターで引きの絵を見ただけでハッとした。大スターであるだけでなく、ちょっとしたことで人を引きつけるものがある。すごい女優さんだなと、本格的なシーンはこれからで楽しみです」と話した。