歌手で女優の酒井法子(50)がこのほど、「碧いうさぎ2021」のレコーディングを行った。

1995年(平7)にリリースした自身の大ヒット曲「碧いうさぎ」のニューバージョン。10月22日にDVD発売されるフェイクドキュメントドラマ「プロデューサーK PART4」の中で披露する。

酒井は「あっという間に終わってしまったという感じです。すてきなアレンジに振り付け。歌いながら、踊りながら、私と一緒に楽しんでください」と笑顔を見せた。

「プロデューサー-」では歌だけではなく、本人の「歌手酒井法子」役で8年ぶりのドラマ出演も果たしている。「コロナにオリンピックと“絶望と希望”“破壊と再生”。そんなメモリアルな年にドラマに出演して、新しい『碧いうさぎ』を歌えて、とてもうれしいです」と振り返った。

27日からは朗読劇「ラストダンスは私に」(東京・ニッショーホール)で、元宝塚のトップスターで昭和を代表する歌姫・越路吹雪さんを演じる。

「戦時中、戦後の混乱期、激動の時代に活躍されてエンタメを捨てなかった越路さん。本当にすごい方だなと思います」と話した。

8日に閉会した東京五輪は「舞台のことで頭がいっぱいになり、ほとんど見ることができなかった」そうだが唯一、中学時代にやっていたソフトボールだけは見たという。「感動しました! 金メダルはもちろんですが、13年もの間、あきらめずにやってこられた選手と関係者の方々の姿に感動と勇気をもらいました」と話した。