重度の発声障がいのため、芸能活動の無期限休止が明らかとなったGACKT(48)が、8日、自身のファンクラブを通じてファンにコメントした。

先月6日に、仕事で訪れていたキプロスから帰国後、体調を崩して容体が急変。幼少期から患っていたという神経系疾患がきっかけで、一時は命にも関わる状態に陥っていたことを所属事務所が明らかにしていた。現在、容体は安定しているというが、発声障がいについて「歌うことはおろか声がうまく出せず話すことが困難な状況になっています」と報告。今後は、復帰に向けて治療に専念する。「必ず帰ってきます。もっと強くなって。もっとすごいGACKTになって」とファンに復帰を約束した。

また、来年公開予定だった主演映画「翔んで埼玉2(仮題)」(武内英樹監督)の撮影は8月に一部、始まっていたが、無期限休止を受けて撮影は1度、中断。関係者によると、GACKTの撮影は今月からの予定で、まだ撮影には参加していなかった。回復と活動再開を待ち、再始動した段階で撮影を再開するという。劇中では隠れ埼玉県人で埼玉解放戦線の主要メンバーという個性的な役で、複数の芸能、映画関係者は「あの役はGACKTさんしか出来ない。代役はあり得ない」などと話している。