ぺこぱシュウペイ(34)が9日、東京・スペースFS汐留で行われた米映画「レミニセンス」(リサ・ジョイ監督、17日公開)公開直前イベントで、音声で登場した母から、1歳3カ月頃に家族に東京・上野公園へ連れて行ってもらった際、初めて遭遇したハトのフンを食べたと暴露された。

「レミニセンス」は、主演のオーストラリアの俳優ヒュー・ジャックマンが演じる記憶潜入エージェントのニックが、記憶の深層世界に潜入し、その記憶を360度の時空間映像に再現できる装置を駆使、多くの人々の記憶に潜入し、事件を捜査する。その物語にちなみ、相方の松陰寺太勇(37)とともに過去の記憶に潜入するゲームに挑戦した。

シュウペイは、潜入してみたい自分の記憶を聞かれると「今、こうやってお仕事を頂けるようになって、世に出させてもらったきっかけ」と、3位に入った19年のM-1グランプリ決勝を挙げた。「映像では残っているんですけど、僕の記憶の中のシーン、気持ちは映像では見えない。そこに戻せたらなぁ…潜入したい。旅に出ます」と言って目をつぶった。すると、スクリーンに祖母と姉と一緒に写った写真が映し出され、母が語る音声が流れた。

「シュウペイが1歳3カ月頃に、おばあちゃんとおじいちゃんが来たので、家族と待ち合わせをして、東京の上野公園に行ったのよ。シュウペイにとって、初めてのハトさんにビックリするかと思いきや、近づいていったので『大丈夫だね』と、みんな目を離した隙に、シュウペイがハトさんのポップコーンを拾って食べちゃって。最後に、ハトさんのフンを口にするのを見た姉が『ダメ!』と叫んだら、ハトさんが飛んでいってしまいましたね」

シュウペイは「日本昔話を聞いているみたい。何ですか、これは? (音声は)うちの母ですね…初めて聞いたエピソードトークだったので、ビックリしますけども」と、あぜんとした。食べたハトのフンは、その後、無事? に排せつしたということまで、母は音声で明らかにしたが「もちろん、分からない。そういうことがあったんですね。俺、ハトのフン、食ったんですか?」と苦笑した。あまりの動揺に「M-1優勝したということで」と記憶を改ざん? してしまう始末。松陰寺太勇(37)から「それ、記憶、間違っている」と突っ込まれると「おかしくなっている」と苦笑した。