お笑いコンビ、バナナマンの日村勇紀(49)が10月5日からBS朝日で単独冠番組「バナナマン日村が歩く!ウォーキングのひむ太郎」(火曜午後10時半)をスタートさせることが15日、分かった。

ウオーキングが日課の日村が、オリジナルコースを作成し、歩くことの魅力を存分に届けていく健康促進番組。

多いときは週に7日、「歩かないことが気持ち悪い」と話すほど、ウオーキングが生活の一部になっているという日村。

始めるきっかけとなったのは妻でフリーアナウンサーの神田愛花(41)の影響があったという。「(妻が)めちゃくちゃ歩く人で。2人でニューヨークへ旅行した時に、タクシーに1回も乗らずに、全部歩かされたんです。その時、けっこう歩いたのが面白くて。あと、膝が痛かったんですよ。今、こんな痛いってことは、この先どうなっちゃうんだろうって思って。ちょっと歩いてみようかなと思った」と明かした。2人で東京・銀座へ買い物に行く際にも歩きで向かうといい、「これが夫婦円満の秘訣(ひけつ)だと思います」と笑みを浮かべた。

ウオーキングの効果は夫婦円満だけにとどまらない。体重減少や、膝の痛みの軽減も感じているという。「5年くらい前に(体重が)100キロいきそうだったんですけど、今は88キロとか。膝は、サポーターをずっと巻いていたんですけど、もう巻いていないし、単純な血糖値とか尿酸値とかそういう数値も正常値。それまでは全部アウトだった。でもそういうのも治りましたね」と良いことずくめだと明かした。

これまでは、ジムに通っても続かず、すぐにやめてしまった日村だが「こんなに続いた、ハマったのは初めてです」と笑った。

継続できている理由の1つには、『自己流ウオーキング』の楽しみ方もあるという。「健康促進を目指してやるのもいいんですけど、そればっかりを目指すとやめちゃう。それよりは、途中にソバ屋があるなとか、あの唐揚げやうまいなとか、奥さんの目を盗んでなんか食いたいなとか…。だったらついでに歩こうかっていう、旅行感覚で歩いています」と話した。

同番組では、「『ウオーキングを広めたい』というそこまでの気持ちはない」と恐縮気味に話し「マイペースに、自分なりに意外と面白いですよ、っていうのを伝えられたらいいな」とゆるりと意気込んだ。

最終的にはウオーキングを始めるきっかけともなった「ニューヨークに絶対行きたいです」と夢を語り、「淡々とずっと歩き続けているのを見せられたらうれしいです」と話した。