ジャニーズJr.内の7人組グループ「Travis Japan」が3日、東京・新橋演舞場で、主演舞台「虎者(トラジャ) NINJAPAN 2021」(27日まで)の東京公演初日を迎えた。

19年にグループ初の単独主演舞台として上演され、今年で3年目。宮近海斗(24)は「当初は3回も公演できるなんて思ってなかった。ステージを生でお届けできることに感謝の気持ちです」と笑顔を見せた。

5・5メートルの壁を一気に駆け上がるトランポリンパフォーマンス、ダンスに殺陣と体を動かし続ける。吉澤閑也(26)は「1、2カ月で6キロ痩せました」。今作では、ダンスパートのほか一部演目の振り付けをメンバーが担当した。演出のジャニーズ事務所滝沢秀明副社長(39)から直接依頼を受けたという宮近は「1週間くらい眠れなかったです。さらに『できた?』という滝沢君のプレッシャーも…」と苦笑い。一方で「自信になったし、創作意欲も湧いた」と語った。

来年はグループ名に含まれる「とら」年だ。川島如恵留(26)は「目標は大きく、デビューしたい」と宣言。宮近が音頭を取り「来年のとら年、デビューするぞ!」と声を上げた。嵐の4人が活動休止後初めて集結し、話題となったこの日、宮近は「ジャニーズと言えばTravis Japanと、名前や顔が浮かぶようなタレントになりたい」と先輩の大きな背中を見つめた。名古屋、広島でも上演。【遠藤尚子】