昨年12月18日に35歳で亡くなった神田沙也加さんとの真剣交際を公表していた俳優前山剛久(30)が、2、3月に出演予定だった舞台「ピアフ」(シアタークリエ)を降板し、活動休止することを5日、所属事務所の公式サイトで発表した。

サイトでは、「弊社所属俳優の前山剛久に関しまして、昨年末より心身に不調をきたし現在も治療を続けておりますが、未だ仕事をすることが困難な状況にあるため、出演を予定しておりました舞台『ピアフ』を降板させていただくこととなりました」と報告。「なお、治療に専念するため、当面は活動を休止させていただくことを併せてご報告申し上げます」と記した。

さらに「日頃より応援してくださっている皆様、舞台『ピアフ』のキャスト、スタッフの皆様、ご関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫びいたします」としている。

「ピアフ」の公式サイトでも「シアタークリエ2月3月公演『ピアフ』に出演予定の前山剛久は加療中のため、医師との相談により出演予定の全日程を休演させていただくこととなりました」と説明。代役を前田一世が務めることも明らかにした。

前山は沙也加さんが亡くなった4日後の昨年12月22日、「私、前山剛久は神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました」と公表し追悼のメッセージを寄せていた。沙也加さんと共演予定だった公演中の舞台「マイ・フェア・レディ」も降板していた。