佐藤アツヒロ(48)が20日、都内で、主演舞台「行先不明」(3月4~5日は名古屋・御園座、同12~21日は東京・サンシャイン劇場)の制作発表会見に、共演のA.B.C-Zの五関晃一、真琴つばさとともに出席した。

旅行代理店で積立金がなくなった事件を発端にしたコメディー作品。佐藤は「役者12人の総力戦。役者、スタッフ全員で夢を運んで幸せを届けたい」と話した。

旅行にまつわるクロストークになる展開も。佐藤は、光GENJI時代を振り返り「メンバーに『1人で絶対旅行に行けない』と言われて頭に来て、ハワイに2週間、1人で行きました。でも、何かを見てもおいしいものを食べても誰かに言いたい。1人旅は向いてないと思いました。写真をずっと撮っててカメラが好きになりました」と話した。

真琴が「クリスマスに沖縄に1人で行ったことがある。女性の1人旅は奇異な目で見られたので、生まれ変わったら男になってインドに行きたい」と言うと、佐藤は「インド、いいですね! 一緒に行きましょう!」。真琴は「来世でね」と応じていた。

作品のような積立金横領事件が起こったら? と聞かれると五関は「番組のロケでタイの集落に1泊2日で行った時、携帯電話をなくしたんですが、僕は当事者なのにぼーっとしてあきらめていた。あきらめは早いと思います」と笑わせ、佐藤は「僕は絶対なんとかします。いろんな知恵を絞ってなんとかしたい。あきらめたくないですね」と役柄との接点を語った。