福原遥(23)がヒロインを務める次々期NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の追加キャストが7日、発表され、関ジャニ∞の横山裕(40)がヒロインの兄役に決まった。横山は朝ドラ初出演となり、「僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当にうれしいですし、大変光栄です」と喜びのコメントを寄せた。

同ドラマは90年代から現代の設定で、「ものづくりの町」として知られる東大阪市と、長崎の五島列島を舞台に、ヒロインの岩倉舞が“飛ぶ夢”に向かって歩む姿を描く。

横山が演じるのは舞の3つ年上の兄、岩倉悠人(はると)。油の匂いと機械音がうるさい工場の町が子どものときから嫌いで、勉強が得意でプライドが高く、早く工場町から抜け出して大金を稼ぎたいという野心を持っている。劇中では、大学進学で家を出て両親を心配させるようになるが、妹の舞がとりなそうとするという。

横山は「悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。ぜひ皆さん見ていただけると幸いです」とアピールした。

同作制作統括のNHK熊野律時チーフプロデューサーは、「すばらしい方々にご出演いただくことが決まり、舞いあがっています」とコメント。「兄役は横山裕さん。野心家で人を怒らせるような発言をしながらも、憎みきれないユーモアをもつ男性を魅力的に表現していただけると思います」と説明した。

この日は、福原演じるヒロインの家族4人が発表された。父は高橋克典(57)、母は永作博美(51)、祖母は高畑淳子(67)が演じる。