俳優中村梅雀(52)がベーシストとして初のソロCDアルバム「Bright

 Fortune」(発売元ローヴィング・スピリッツ)を発売した。

 大河ドラマ「篤姫」で井伊直弼を好演し、2時間ドラマの主演も多い実力派俳優の梅雀にとって、CD発売は夢だったという。父は劇団前進座代表の中村梅之助、母はクラシックのピアニスト。小さいころから音楽に親しみ、12歳でベースギターを弾き始めた。高校では作曲も行い、ロック、ジャズ、フュージョンなど幅広い音楽に挑んだ。プロ仲間も増え、CDやライブで演奏する機会も多くなり「いつかは自分も出したい」との思いが募った。昨年、長年在籍した前進座を退団し「音楽を仕事としてできるようになった」とCD発売を実現させた。