米音楽界最高の名誉とされるグラミー賞の第51回授賞式が8日、ロサンゼルスで行われ、主要部門のうち最優秀楽曲賞は英ロックバンド「コールドプレイ」の「美しき生命」が、最優秀レコード賞は英ロック歌手ロバート・プラントらのデュエット曲「プリーズ・リード・ザ・レター」が受賞した。

 7部門でノミネートされているコールドプレイは、最優秀ロックアルバム賞なども獲得した。プラントはロックバンド「レッド・ツェッペリン」のボーカルとして知られる。

 日本人では、最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞に「コーネリアス」の小山田圭吾が、クラシックの最優秀歌唱パフォーマンス賞にメゾソプラノ歌手藤村実穂子がノミネートされていたが受賞を逃した。

 小山田はDVD作品「Sensurround+B-Sides」が、英国を活動拠点にする藤村さんは参加したアルバム「われらの時代の子供」が候補となっていた。

 グラミー賞はロックやジャズなど幅広いジャンルを対象に、計110部門の最優秀賞が音楽関係者の投票で選ばれる。

 [2009年2月9日14時7分]ソーシャルブックマーク