テレビ東京系「トンネル向こうはぼくらの楽園だった~澤田美喜の子どもたちは

 いま~」(3月11日午後9時放送)の制作発表が24日、東京・神谷町の同局で行われた。第2次世界大戦後の混乱期に、日本人の母親と外国人の父親の間に生まれた子供たちを引き取って育てた沢田美喜さんが作ったエリザベスサンダーホームの卒業生たちを追った。

 自らも日本人の母と米国人の父親をもつ、シングルマザーの土屋アンナ(24)が取材に当たった。土屋は「沢田さんが存在しなかったら、ホームの卒業生の1400人は死んでいたかもしれないし、その家族もいる。自分が一生懸命生きれば、あとにはもっと大勢の人が楽しく生きられるんだと思いました」と話した。

 [2009年2月24日18時37分]ソーシャルブックマーク