27日に死去した日本舞踊家で女優の藤間紫さん(享年85)の通夜が29日、東京・上野寛永寺輪王殿で行われた。喪主を務めた夫で歌舞伎俳優の市川猿之助(69)は現在の心境を「いつまでも少女のような紫さんは、私にとりまして1番大切な人でした。紫さんと私の志は、いつも同じものを見つめて生きてきました」と文書でコメントした。中村吉右衛門、中村富十郎、高橋英樹、松平健、三田佳子らが弔問に訪れた。

 [2009年3月29日20時43分]ソーシャルブックマーク