ロックバンドRCサクセションのボーカルとして「雨あがりの夜空に」など多くの名曲を残し、2日に58歳で死去した歌手忌野清志郎さんの本葬となる葬儀、告別式が9日、東京都港区の青山葬儀所で開かれた。

 葬儀は正午開始。会場には朝から多くのファンや音楽関係者が詰め掛け、「トランジスタ・ラジオ」「い・け・な・いルージュマジック」といった代表曲が大音量で流れる中、最後の別れを惜しんだ。ファンの中には「キヨシロー」と叫ぶ人や「夢をありがとう」と書かれたメッセージ付きの花束を持った人の姿も。

 俳優竹中直人は弔辞で「忌野清志郎は死んでない。ずっとずっと生きてます。ものすごく寂しいけど、僕たちはそう確信しています」と涙ながらに述べ、「清志郎さん、またね」と大きく手を振った。

 会社員の山本洋也さん(38)は「清志郎さんと出会わなければ、今の自分の生き方や考え方はなかった。これからも清志郎さんの音楽は常にそばにある」と話した。

 忌野さんは2日にがん性リンパ管症のため都内の病院で死去し、近親者で密葬が行われた。

 [2009年5月9日13時6分]ソーシャルブックマーク