200万枚を売り上げた大ヒット曲「宗右衛門町ブルース」(1972年発売)で知られる歌謡コーラスグループ、平和勝次とダークホースの元リーダーで、現在はソロ歌手として活躍中の平和勝次(64)が12日、新曲「昭和あかり舟」の発売記念して、千葉市の千葉市民会館大ホールで新曲発表会を開いた。

 同曲は平和の人生最後のシングルになるという。作詞した山田孝雄さん(63)にとっても「昭和枯れすすき」「昭和裏通り」に続く「昭和三部作」の最後の作品で「残りの人生をこの新曲にかけて頑張りたい」と大張り切り。

 約1000席の会場に満員のファンが詰めかける中、平和は「今日は短い時間ですが、最後の1曲まで一生懸命歌います」とあいさつし、親兄弟をはじめ、下積み時代から近況までの話をしながら新曲を歌い、ほかにも自作詞の代表曲「宗右衛門町ブルース」をはじめ、森進一の「おふくろさん」、三橋美智也さんの「哀愁列車」、殿さまキングスの「なみだの操」などを熱唱した。

 [2009年6月12日17時42分]ソーシャルブックマーク