米ロサンゼルス消防局は26日、急死したマイケル・ジャクソンさん宅からの緊急通報の内容を公開した。通報者の男性がオペレーターに「何をしても彼(ジャクソンさん)が反応しない」と焦った口調で話すなど緊迫したやりとりが続いた。

 男性はジャクソンさんの意識がなく、呼吸が停止していると説明。ジャクソンさんがベッドの上にいると知らされたオペレーターは床に下ろすよう指示し、救急隊が急行していることを伝える一方、電話口で蘇生(そせい)措置のやり方を教えようとしたが、男性は「専属の医師が彼と一緒にいる」と語った。通報した男性が誰なのかは分かっていない。

 「何が起きたか見ていた人がいたのか」と聞くオペレーターに、男性は「医師しかいなかった」と返答。男性がオペレーターの質問を医師にそのまま投げかける音声も収められていた。

 [2009年6月27日7時50分]ソーシャルブックマーク