日本テレビの報道番組「真相報道バンキシャ!」の取材に対し、岐阜県の裏金をめぐる虚偽証言をして県の業務を妨害したとして、業務妨害などの罪に問われた同県中津川市、元建設会社役員蒲保広被告(58)の論告求刑公判が9日、岐阜地裁多治見支部(溝口理佳裁判官)であり、検察側が懲役5年を求刑した。判決は今月23日の予定。
検察側は論告で「虚偽証言で、県がどうなるか分かっていた確信的な犯行」と指摘。「県の業務が妨害され、県民が本来受けるべき行政サービスが受けられなくなった」とした。
弁護側は最終弁論で「県民へのサービスが行われなかったというのは抽象的」と主張し、情状酌量を求め、結審した。
論告によると、蒲被告は昨年11月「県の土木事務所は裏金づくりを行っている」と番組の担当者に架空の裏金問題を証言。報道番組に取り上げられることで、県に発注工事の一斉点検など不必要な業務を行わせ、通常業務を妨害したとされる。(共同)
[2009年7月9日17時26分]ソーシャルブックマーク




