20日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんが7月に予定していたロンドン公演に向けて取り組んでいたリハーサルの映像が、10月に劇場公開される予定だと報じた。

 配給は公演の興行主に5000万ドル(約47億5000万円)を提示しているソニー・ピクチャーズエンタテインメントが有力という。マイケルさんは6月に急死する前日までリハーサルをしていたとされ、ファンには貴重な“遺作”になりそうだ。

 ロサンゼルスでのリハーサル映像は約1200時間分あり、歌い、踊り、ジョークを言うマイケルさんの様子のほか、本番用に用意されていた3D映像も含まれている。

 リハーサル映像とは別に、マイケルさんが考案した公演の衣装や演出に焦点を当てた米テレビ番組の放映計画も進んでいるという。

 [2009年7月21日11時33分]ソーシャルブックマーク