覚せい剤取締法違反(所持)で起訴された酒井法子被告(38)が1日、夫で自称プロサーファーの高相祐一容疑者(41)側に長男(10)を預ける意思がないことを強く示した。この日、酒井被告と接見した高相容疑者の母親から長男を預かりたいとの申し出を受けたが拒否した。

 酒井被告は1日午前、拘置されている東京・湾岸署を訪れた義理の母親と接見した。酒井被告と高相容疑者の弁護士を紹介し、逃走劇「空白の6日間」にかかわった建設会社会長(71)によると、高相容疑者から頼まれた義理の母親は「子供だけは預かりたい」と酒井被告に申し出たという。酒井被告は「子供のことはお母さんには預けられません」と断った。諦めた義理の母親は「お母さん(同被告の継母)と長男と3人で生活した方がいいね」と話したという。

 [2009年9月2日6時21分]ソーシャルブックマーク