10日に96歳で亡くなった俳優森繁久弥さんの次男建さん(66)が11日、東京都内で会見し「父は神様からいただいた寿命をきっちり使い果たした。全国のファンの皆さまに心からお礼申し上げます」と語った。
近親者だけの密葬を同日午前、都内の斎場で催し、羽織はかま姿にして荼毘(だび)に付したという。後日お別れの会を開く予定。
東京都世田谷区の自宅マンションには、親交のあった俳優津川雅彦(69)らから弔意の花が届いた。弔問客の出入りはなくひっそりと静まり返っていた。
建さんによると、森繁さんは7月に風邪のため入院。体調は安定し、病室を訪れる孫やひ孫ら家族と穏やかに過ごしていたが、9日になって容体が急変したという。
最期も穏やかだったといい、建さんは「自分の力で生きられるだけ生きたので、うれしかった」と述べ、涙で言葉を詰まらせながら「さっぱりとした潔い父でした。他人への思いやりにあふれていた」などと生前を振り返った。
[2009年11月11日19時26分]ソーシャルブックマーク




