政府は24日、俳優の故森繁久弥さんに国民栄誉賞を贈る方向で検討に入った。平野博文官房長官が同日午後の記者会見で明らかにした。「円熟した演技と心に染みる歌唱が広く愛され、国民に希望と潤いを与えた」と理由を説明した。年内にも正式決定する。授与が決まれば、鳩山内閣では初めてとなる。

 国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える顕著な業績」を挙げた人物が対象。これまでプロ野球の王貞治選手(当時)や歌手の故美空ひばりさんら計17人が受賞している。7月には女優の森光子に贈られた。

 森繁さんは今月10日に96歳で死去した。

 [2009年11月24日17時55分]ソーシャルブックマーク