一緒にマンションの部屋にいて死亡した女性に合成麻薬MDMAを譲り渡したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕状が出ている元俳優押尾学容疑者(31)の毛髪からMDMAの成分が検出されていたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は同容疑者が自らMDMAを入手し、日常的に使用していた疑いもあるとみて調べている。

 捜査1課は、押尾容疑者にMDMAを渡したとして同法違反容疑で知人でネット販売業の男と、証拠隠滅容疑で元マネジャーの男の逮捕状を取得している。押尾容疑者と元マネジャーの所在は確認されているが、知人の男の行方が分からなくなっており、この男の所在が確認され、3人の容疑が固まれば逮捕する方針を固めている。

 [2009年12月7日3時1分]ソーシャルブックマーク