俳優西村雅彦(49)が19日、都内のホテルで、TBS系「赤道大紀行」(30日午後2時放送)の製作発表会見に出席した。08年「南米編」、09年「アフリカ編」に続いて、今回は赤道周辺の東南アジアと南太平洋の国々を回った。出発前は赤道を特別なものと思っていたという西村だが、「実際は『へっ』と思ってしまうほど何もなかった。でも、地球上で一番影響を受けている場所なんだな、と複雑な思いだった」と印象を語った。

 今回の旅で一番印象的だったのはマレーシア・ボルネオ島のキナバル山に登頂したことだという。東南アジア最高峰で標高4095メートルの山頂から見た景色のすばらしさは最高で、「地球はこんなに美しいんだということを子どもたちに見せてあげたいと思った。でも、もう山登りはしません」と2日間にわたる大変な登山を振り返ってきっぱり宣言した。

 [2010年1月19日19時49分]ソーシャルブックマーク