元モーニング娘。の加護亜依(22)が16日、都内で自身初の単独ジャズライブを行った。この日は午後7時からと同9時半からの2度ライブを行い、それぞれジャズのスタンダードナンバーを10曲ずつ披露。伸びやかで声量あふれる歌声に客席から拍手がわき起こり、加護は「加護亜依がジャズをやるって、不思議じゃないですか?

 でも練習を重ねて、今日を迎えることができた」と喜びを口にした。

 初回のライブでは「すごく緊張して、のどから心臓が出そう」という言葉どおり、序盤は堅さがみられた。それでも4曲目の「Over

 The

 Rainbow」を歌ったあたりから徐々にほぐれ、曲の間にパントマイムを挟むなど、エンターテイナーの顔もみせた。

 この日は加護の歌声を聴こうと、ジャズ評論家や音楽関係者が多数詰めかけたが「すばらしい」などと、高評価が相次いだ。加護は「私の新しいアイテムとして、ジャズを若い人たちに伝えていきたい」と胸を張った。

 [2010年2月16日23時23分]ソーシャルブックマーク