演出家宮本亜門氏(52)が来年1月に横浜市に開場する神奈川県芸術劇場の初代芸術監督に就任することになり、7日、同市で会見した。亜門氏は「芸術監督としてまったく新入生です。不安がないといえばウソになりますが、人と人が生の関係を結んでいける空間を目指したい」と話した。こけら落とし公演では三島由紀夫原作「金閣寺」を上演する予定で「新たな解釈を加えながら、作り上げたいと思います」。

 [2010年4月7日18時2分]ソーシャルブックマーク