きょう9日にスタートする東京宝塚劇場宙組公演「トラファルガー」の通し舞台げいこが、同所で行われた。英国の英雄ネルソン海軍提督の愛と戦いと半生を描く。宙組トップの大空祐飛は「宝塚的なコスチュームもので、楽しんでいただけると思います」と話した。

 トップに就任して2作目。「船にたとえるならば、最初はどんな航海になるのか先が分からず、ワクワクと興奮状態だった。今は穏やかな海をいい感じで走っている状態。チームワークがいいんです」。宝塚入団以来、初めて雨がっぱを着るシーンがあり「着こなしっぷりも自信を持っています」と笑った。

 第2部のショーは「ソーラーパワー」をテーマにした歌と踊り。「昭和の香もしますが、リズムに乗りやすく、幅広い層に楽しんでいただけると思う。夏にぴったりのショーですので、ソーラーパワーを受け取りに来てください」。

 [2010年7月9日14時44分]ソーシャルブックマーク