歌手生活45周年を迎えた弾き語り歌手、新田晃也(66)が18日、東京・なかのZEROホールでコンサートを行い、話題の新曲「振り向けばおまえ」を披露した。この日は500人を超える観客が来場し「連休中なのにありがとう。こんなに人気あるのか。すごいなあ」と話した。

 22歳で銀座のクラブを中心に弾き語りを始めた。76年には「上村次郎」の芸名でレコードデビューしたが、芸能界になじめず弾き語りに復帰。自主制作CDの発表やライブ活動を行ってきた。大人のラブソングとして有線放送でじわじわと人気を集めた同曲が今月、キングレコードから発売され、話題になっている。

 ステージには、新田が「子供のころからファンだった」という島倉千代子(72)も祝福に駆け付けた。島倉は会場に「いつまでも応援してあげて」と呼び掛け「人生いろいろ」など2曲をプレゼント。ガッチリと握手を交わした新田は「島倉さんはすごいなあ。オーラが違う」としみじみと語っていた。

 [2010年7月18日20時44分]ソーシャルブックマーク