肺がんのため急逝した芸能リポーター梨元勝さん(享年65)の葬儀・告別式が24日、密葬として都内の寺院でしめやかに営まれた。親族など約30人ほどが参列し、喪主は妻の玲子さんが務めた。

 ひつぎには、ネタがびっしり書かれた手帳、愛用の原稿用紙、モンブランのシャープペンシルなどが収められた。戒名の「泰篤院釋勝陽(たいとくいんしゃくしょうよう)」は人間味があり太陽の光のように温かいという意味で付けられた。

 告別式終了後、長女でタレントの真里奈が報道陣の取材に応じた。沈痛な表情で「最後は今まで(父に)直接言えなかった『大好きだった』ってことを言いました」と言葉を振り絞った。

 [2010年8月24日22時0分]ソーシャルブックマーク