昨年11月、覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪で有罪判決を受け、執行猶予中の元女優酒井法子さん(39)が初の自叙伝を出版することが28日、分かった。題名は「贖罪(しょくざい)」(朝日新聞出版)で、12月3日に発売される。事件当時の胸中を初めて語ったほか、生い立ちから現在の生活までをつづっている。芸能界への復帰は白紙だが、ありのままをつづった自叙伝は自身の“再生”を示している。

 酒井さんが初めて事件を含め、半生を振り返ることを決意した。初の自叙伝「贖罪(しょくざい)」は200ページを超え、一貫して“私”の1人称でつづられている。冒頭はファンや元所属事務所スタッフをはじめとした仕事関係者への謝罪から始まっている。

 [2010年11月29日6時12分]ソーシャルブックマーク