飲酒運転撲滅のためのプロジェクトライブ「LIVE

 SDD

 2011」が20日、大阪城ホールで行われ、ゆずら11組のアーティストが1万人超の観客の前で歌とメッセージを披露した。ナオト・インティライミは「お酒は楽しむもの。すばらしいコミュニケーション・ツールのはず。(使い方を誤ると)人生を棒に振る、周りを悲しませてしまう」と語りかけた。またTRFのサムの振り付けに従って、配布されたテーマカラーの黄色いタオルを「SDD」のかけ声に合わせて観客全員が回すと会場は熱気に包まれた。TRFはスターダストレビューと「survival

 dAnce」で初コラボを披露したり、地元大阪出身のヒップホップグループET‐KINGが、東京から黄色にライトアップされた東京タワーの様子を会場へ伝えるなど盛りだくさんの内容だった。

 ほかの出演は、TRIPLANE、AAA、lecca、moumoon、Acid

 Black

 cherry、BENI、シクラメン。小倉智昭が2年連続で総合司会を務めた。

 同プロジェクトは飲酒運転撲滅の啓蒙を目的に人気ラジオ局FM大阪が主催し、07年の発足以来、毎年大規模なライブを開催。阪急電鉄、阪神電気鉄道など地元を中心に協賛企業も増加して、大阪の飲酒運転撲滅へ貢献している。今年は子供たちの正直な意見による「飲酒運転撲滅のためのスローガン」を募集。全国7地区から選ればれた子供たちが同日「SDDこどもサミット」を行い、会場で「ゼロにして!

 飲酒運転

 ゼロを目指そう!『SDD』

 ゼロになれ!

 事故で悲しむ人。」とメッセージを発信した。観客も1人2000円の参加料を募金として交通遺児育成基金と同基金に設立されたSDD基金に寄付し、一体となって飲酒運転撲滅を誓った。