覚せい剤取締法違反(使用、所持)などで起訴された元タレント田代まさし(本名・田代政)被告(54)の第3回公判が1日、横浜地裁で行われた。

 被告人質問では、交際相手で1月に同法違反罪で有罪判決(懲役2年10月、執行猶予5年)を受けた荒井千恵子さん(50)が、薬物の購入や管理などをしていたと主張。「彼女が主体となり、私は(薬物を)もらっていただけ」などと語った。しかし、荒井さんが薬物を入手出来ない時期があった際には「池袋の売人に(薬物購入の)相談をしたが、結局、入手出来なかった」と、自ら薬物購入に動いたことも明かした。また、裁判官が「現在は荒井さんと恋愛感情はありますか?」と聞くと、田代被告は「今はちょっと厳しいです」。一方で田代被告の弁護人は「荒井さんが(裁判前に)被告と接見したらしい」と話した。次回公判は4月12日に同地裁で行われ、荒井さんの証人尋問が行われる。