三谷幸喜氏(49)が原作と演出を担当した舞台「国民の映画」(6日初日、東京・パルコ劇場)の前日会見が5日、同劇場で行われた。生誕50周年を迎える今年、大感謝祭として発表する新作7本の1つ。「小学5~6年の時、水木しげるさんの漫画『劇画ヒットラー』を読んだことがきっかけ。なんと構想約40年という壮大な企画です。笑いの部分もありますが、コメディーではない人間ドラマに初めて挑みます」。1941年のドイツ・ベルリンで、ヒトラー内閣が、全国民が誇れる理想の映画を製作するというストーリー。小日向文世、段田安則、石田ゆり子、風間杜夫ら豪華キャストが登場する。