歌手五木ひろし(63)が1日、都内のスタジオで東日本大震災の支援ソングとして自ら作曲した「街」(作詞松井五郎)のレコーディングを行った。5月14日にふるさとの福井・美浜町で行ったふるさとコンサートで披露したが、この時はギターの弾き語りで切々と歌い上げた。その後、詞やアレンジを手直しして、オーケストラの演奏と巣鴨児童合唱団10人のコーラスをバックに収録した。

 五木は「子供のコーラスは、子供が未来の宝物だから。一時期だけ歌うのではなく、童謡や唱歌のように、これからもずっと歌い継いでほしいと思い、手直ししました」と話した。同曲は7月27日に発売される。翌28日に大阪NHKホール、29日に東京・中野サンプラザホールで支援コンサートも行う。

 大阪は西川きよし、東京は松山千春がゲスト出演する。松山とは初共演で「今、ツアー中なのですが、当日は大丈夫と快く受けてくれた。松山君は話が長いけど(笑い)、楽しみな共演になると思います」と話した。