「エンタメなんでもランキング」の今回のテーマは「お笑い史上最高の一発芸は?」です。ニッカンスポーツ・コムなどで実施したアンケートには計3084票が寄せられ、昨年9月に亡くなった谷啓さんの「ガチョーン」が354票を獲得して1位となりました。谷さんが昭和30年代から使っていたギャグですが、各世代から幅広い支持を集めました。2位はビートたけしの「コマネチ」、3位は志村けんの「アイ~ン」。

 1位:谷啓「ガチョーン」

 クレージーキャッツの谷啓さんが1963年の「素敵なデイト」で初めてテレビで披露した。その後、「シャボン玉ホリデー」でもコントのオチとして使われ、大ブームとなった。

 2位:ビートたけし「コマネチ」

 76年のモントリオール五輪女子体操で3個の金メダルを獲得したナディア・コマネチ(ルーマニア)をネタにした一発ギャグだ。ツービート時代にコマネチやチャフラフスカ、ディチャーチンなど体操選手をネタにした漫才をやっていて、それが一発ギャグに発展。

 3位:志村けん「アイ~ン」

 4位:いかりや長介「ダメだこりゃ」

 5位:加藤茶「ちょっとだけよ」

 3~5位はザ・ドリフターズが占めた。「8時だョ ! 全員集合」「ドリフ大爆笑」などドリフが出演する番組から数多くの傑作ギャグが生まれた。

 6位:小島よしお「そんなの関係ねぇ」

 7位:ダンディー坂野「ゲッツ」

 8位:植木等さん「お呼びでない」

 9位:藤田まこと「アタリ前田のクラッカー」10位:U字工事・益子「ごめんねごめんね~」