俳優三浦友和(59)が元歌手で妻百恵さん(52)との結婚記念日である19日、夫婦、家族、半生についての語り下ろし著書「相性」を出版する。夫婦を見つめ直す鉄道運転士を演じた、主演映画「RAILWAYS

 愛を伝えられない大人たちへ」(蔵方政俊監督、12月3日公開)を記念したもので、発売日は撮影地・富山での先行公開初日にも合わせた。

 三浦と百恵さんが結婚したのは80年。これまで三浦は、結婚生活を追いかけるマスコミとの戦いを書いたことがあったが、今回のような〝自伝本〟で夫婦生活を語るのは初めて。三浦は同書で「素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できた。本当にけんかをしたことがない」「浮気はしない、と結婚する時に自分の中で決めた。妻に宣言したわけでもなく、自分の中で決め順守している」「多い時は週に2本、連れ立って映画館に行く」「夕食は2人で晩酌スタイル。気付くと1~2時間たっている」などと語っている。

 しかし、もし百恵さんが芸能界に戻りたいと言ったら?

 という質問に「大きな気持ちを心の奥にしまい込んでいた妻に気付いていないのだったら夫失格。相性うんぬんの前に離婚しないといけない。けじめとして」と、きっぱり話した。

 また、映画のクランクインが東日本大震災の翌日だったということもあり、三浦は、同書で受け取る利益全額を寄付するとした。