歌手石井竜也(52)が2日、横浜赤レンガ倉庫の「グラウンドエンゼル」点灯式に出席した。自身がプロデュースした映像と光と音楽のインスタレーションで、大震災復興への思いも込めた。「9・11世界同時多発テロ」翌年の02年、赤レンガ倉庫広場を“天使の舞い降りる場所”と位置付け、平和への願いを表現したのが始まり。石井は「一瞬でも明るい気持ちになって、平和と震災復興を考えるきっかけにしてもらいたい」と話した。

 石井は、テレビ番組で共演した谷村新司(62)とチャリティー楽曲「風の子守唄」(谷村作詞・石井作曲)も共作、来年1月に発売予定。