公益社団法人上方落語協会の定期総会が25日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で行われ、会長には6期目、10年目に入る桂三枝(68)が再選された。三枝は「(上方定席小屋の)繁昌亭もできて、公益社団法人にもなって、今年は(上方落語協会)会館もできた。ある程度、目指してきたことはできた」とし、今後は若手育成により力を注ぎたいという。
「将来に向けて、次の世代を担う人物、落語家を作り上げていかないといけない」。三枝は、その手段の1つとして、ピン芸人ナンバーワントーナメント「R-1ぐらんぷり」をあげ「個人の自由やけど、挑戦したい言う意欲のある者がいれば、協会としてもバックアップしたい」と話した。
というのも、02年10月に第1回大会が開かれた同ぐらんぷりは、当初、若手漫才トーナメント「M-1グランプリ」に対抗して、落語家の「R」から命名された。第1回大会は、落語家の挑戦を視野に、座布団の上でネタをする規定もあったが、持ち時間は3分と、落語に適さない環境から、ピン芸人の主戦場へと変遷していった経緯があった。三枝は「出るとすれば、枕だけとか、アイデアはある」とし、若手の挑戦を求めていた。
またこの日、笑福亭鶴瓶の副会長など、他の役職も再任された。




